こんにちは、Meiです!
今回は中秋の名月を一眼カメラで撮るコツを、日付・準備・設定・レンズ・実践手順までやさしくご紹介します!
中秋の名月—2025年はいつ見られる?
- 2025年の中秋の名月は10月6日(月)です。翌日の10月7日(火)12:48が“天文学的な満月”で、年によっては十五夜と満月の日付がずれることがあります。(国立天文台)
- お住まいの地域の月の出・月の入りは、国立天文台「各地のこよみ」で当日チェックしましょう。(エコシステム観測センター)
いちばん簡単な結論(これで外しません)
- 月だけをクッキリ撮るなら:ルーニー11の法則(F11・シャッター=1/ISO)を起点に、Mモードで微調整。例:ISO100ならF11・1/100秒。 (NASA Science)
- 風景と月を一枚になら:月の出直後/月の入り直前の薄明を狙うと露出が合わせやすいです。満月当日より前後1〜2日が構図の自由度も高め。(Canon U.S.A.)
準備は3つだけ
- 日付と時刻:
10/6(中秋)〜10/7(満月)前後で、月の出の方角・時刻を事前に確認。ロケハンにPhotoPillsなどのアプリが便利です。(国立天文台) - 機材:
300mm以上の望遠がおすすめ。三脚+レリーズ(リモコン)でブレを最小化。(Photography Life) - 構図:
建物や山と重ねたいときは、被写体から離れて長めの焦点距離で狙うと月が大きく写ります(圧縮効果)。計画アプリの月ラインを活用。(PhotoPills)
一眼カメラの基本設定(まずはこの通りでOK)
- 露出:Mモード/F11・1/ISOを基準(ルーニー11の法則)。例)ISO100 → 1/100秒。月は明るい“反射日光”なので低ISOから。(NASA Science)
- 測光:スポット(または中央重点)で月に合わせる。
- ピント:MFでライブビュー拡大、月の縁に合わせる。
- 手ブレ対策:三脚使用+レリーズ/2秒セルフ。電子先幕やミラーアップ(一眼レフ)も有効。
- WB:太陽光(5200K)目安。RAWなら後で調整。(ニコンイメージングジャパン)
露出の目安(満月〜上弦・下弦)
| 月齢 | 例(フルサイズ) | メモ |
|---|---|---|
| 満月(ディテール優先) | F8〜F11/ISO100〜200/1/125〜1/250秒 | まずはルーニー11から入って±1EV調整。(ニコンイメージングジャパン) |
| 半月(クレーターの陰影◎) | F8〜F11/ISO100〜400/1/125〜1/250秒 | 斜光で陰影が出て立体感が増します。(ニコンイメージングジャパン) |
ヒント:満月は陰影が浅く、クレーターの立体感は半月付近が有利。作風に合わせて日を選ぶのも手です。(Canon Georgia)
「風景+月」を美しく撮るコツ
- 薄明の時間帯(月の出直後/入り直前)だと、地上の明るさと月の明るさの差が小さく、一枚でまとめやすいです。(Canon U.S.A.)
- それでも差が大きい場面は露出ブラケットや二枚合成を検討。
- 月は約0.5°の大きさに見えます。焦点距離を伸ばす/被写体から離れるほど、フレーム内の“月の比率”を大きくできます。(ウィキペディア)
焦点距離と画面内の“見え方”(目安)
- 200〜300mm:月は小さめ。風景のアクセント向き。
- 400〜600mm:月面の模様が分かりやすい。トリミング前提で300mm以上を推奨。(Photography Life)
- テレコン:画質・AF低下に注意。ピントは慎重に。
あると便利な機材
型番は一例です。対応マウント・端子を必ずご確認ください(価格は変動します)。
- 軽量で持ち出しやすい超望遠:
Canon RF600mm F11 IS STM(約930g)—晴天下の月にも好相性。 - AFと操作性の定番(ソニー):
Sony FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(内部ズームで安定)。 - 広いズーム域で探しやすい(ニコン):
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR。 - レリーズ(シャッターリモコン):
Canon RS-60E3互換/Sony RM-VPR1互換/Nikon MC-DC2互換など。手ぶれ低減に。
よくある失敗→対処法
- 白とびする:ルーニー11から-0.3〜-1EVで詰める。ヒストグラム右肩を見ながら調整。(NASA Science)
- ボヤける:MFで縁に合わせ、空気の揺らぎが少ない時刻(高度が上がった頃)に再トライ。
- 風景が真っ暗:薄明を狙う/ブラケットで後処理。(Canon U.S.A.)
撮影手順(保存版)
- 当日、月の出時刻・方角を確認。(エコシステム観測センター)
- ロケ地で月ラインと前景の位置合わせ(PhotoPills)。(PhotoPills)
- 三脚・レリーズ準備 → ルーニー11で試写。(NASA Science)
- ライブビュー拡大でMF微調整。
- 露出ブラケットで保険カットを確保。
- 風景と一緒なら薄明タイミングを最優先。(Canon U.S.A.)
まとめ
中秋の名月は、設定が決まれば意外と簡単に美しく写せます。月だけならLooney 11、風景となら薄明の月の出/入りを狙うのが近道です。望遠と三脚をバッグに入れて、今年の名月を自分の一枚にしてみませんか?
外部出典
- 国立天文台|2025年の中秋の名月(10月6日)/満月は10月7日12:48
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/10-topics01.html (国立天文台) - 国立天文台|各地のこよみ(“月の出・月の入り”)
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/ / https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/ (エコシステム観測センター) - NASA|Looney 11(F11・1/ISO)の解説
https://science.nasa.gov/moon/photography-guide/ (NASA Science) - PhotoPills|月撮影の計画/設定の考え方
https://www.photopills.com/videos/how-plan-photo-moon-over-mountain-step-step-tutorial / https://www.photopills.com/articles/moon-photography-settings (PhotoPills) - Nikon(Enjoyニコン)|月撮影の基本(RAW推奨・設定の考え方)/レシピ(満月の露出例)
https://nij.nikon.com/enjoy/life/stars/point/moonphoto.html / https://nij.nikon.com/enjoy/phototech/recipe/recipe55.html (ニコンイメージングジャパン) - キヤノン公式チュートリアル|満月前後の狙い方(薄明の有利さ)
https://www.usa.canon.com/learning/training-articles/training-articles-list/photographing-the-moon-and-moonlit-landscapes (Canon U.S.A.) - 角度の目安|月の見かけの大きさは約0.5°
https://en.wikipedia.org/wiki/Angular_diameter (ウィキペディア)

![SONY(ソニー) 超望遠ズームレンズ フルサイズ FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS Gレンズ デジタル一眼カメラα[Eマウント]用 純正レンズ SEL200600G](https://m.media-amazon.com/images/I/51JEwPRfUVL._AC_SL1001_.jpg)



